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仏像

《御本尊 地蔵菩薩像》

大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々をその無限の大慈悲の心で包み込み、救う所から名付けられたとされる。日本における民間信仰では道祖神としての性格を持つと共に、「子供の守り神」として信じられており、よく子供が喜ぶ菓子が供えられている。

 

《火焔のない不動明王像》

不動明王は、密教特有の尊格である明王の一尊。

また、五大明王の中心となる明王でもある。

この不動明王像は、弘法大師がナタでつくったとされ、
色黒で大きな目をして、右手に剣、左手に縄をもち、仁王立ちの姿をしています。

当初、背中に火焔を背負っていましたが、
永禄2(1559)年、寺がこの地に移転された時、喜び勇んで火焔を
空に打ち上げてしまい、火事と間違えられて、殿様の命令で取り去ってしまったという言い伝えがあり、全国でもめずらしい火焔のない不動明王像となっています。
なお、不動明王は大日如来の化身と言われていますが、この不動明王像の背後には薬師如来が祀られていて、この点でも他に類を見ないめずらしいものとされています。
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